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  通巻2号 「基板設計の工程 その1」

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BT基板塾 通巻2号

〜基板と基板設計の基礎知識からプロの技まで。あなたにお届けします。〜

発行者:ボードテクノロジー

関連サイト:<http://www.boardtechnology.co.jp>



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皆様こんにちは。ボードテクノロジーの菊地です。



今年も残す所後10日余り、みなさん年末の追い込みで御忙しいかと

思います。ラストスパート、がんばりましょう!



さて、BT基板塾第2号をお届けいたします。

本号は長文で縦スクロール多いですが、最後までお付き合い下さい。









■:目次

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メインコンテンツ   〜基板設計の工程 その1

お知らせ       〜年末年始休業日のお知らせ







■:メインコンテンツ〜基板設計の工程 その1

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今回は、前回も書きました通り、基板設計の工程(流れ)についてです。



但し、基板設計にも色々の場合があります。

それらを大きく分けると

1)新規に基板設計する場合

2)既存の基板がありそれを元に変更する場合

の2通りがあります。



本号は1)の新規に設計の場合について取り上げますが、それだけでも

かなりの分量になります。

その為、数号に分けて新規に設計の場合について説明いたします。





それでは早速始めましょう。







最初に、新規に基板設計する時の全体の流れを説明無しで示します。

ここでは、順番と全体の流を確認してください。

(お客様)と記載がある工程はお客様実施項目です。



(1) 設計資料・仕様書・部品図面確認



(2) 部品登録・チェック



(3) 回路情報定義



(4) 基板外形・禁止領域・高さ制限領域等入力



(5) 位置指定部品配置



(6) その他部品配置



(7) 配置検図(お客様)



(8) 修正



(9) 配線



(10)配線整形化・GNDベタ入力



(11)チェック



(12)シルク入力・チェック



(13)検図(お客様)



(14)修正



(15)設計承認(お客様)



(16)ガーバーデータ・基板製作用図面作成



(17)組立図・搭載機用データ作成





以上が、基板設計の流れです。皆様大体はご存知でしょうか。



また、この工程は便宜的に以下の様に区分する場合もあります。

(1) 〜 (3) =設計準備工程

(4) 〜 (11)=基板設計工程

(12)〜 (17)=後工程



本号では(1) 〜 (3) =設計準備工程の部分について

説明したいと思います。



また、どの工程もそれだけで1号分書けてしまうくらいネタはあります。

でも、今回は流れを理解して頂くことが目的なので、説明はどの様な事を

するか、ポイントはどんな所かのみを簡単に説明したいと思います。





●(1)設計資料・部品図面確認



ここでは、頂いた資料・仕様書・図面の確認を行います。例えば、



1 部品リストに記載の部品の図面は全てそろっているか。

2 部品によってはメーカー推奨PAD図が必要になるが、それがあるか

3 外形図の記載に漏れはないか。(角のRやC面の値が書いてあるか等)

4 マイクロストリップラインの幅、間隔等の特殊配線等の指定はあるか



など、「指示が無いとできない部分の指示があるか」について確認します。



また弊社では、お打合せがある場合には、なるべくお打合せ前に頂いて

基板担当者と一緒に確認して、不明点等がお打合せで確認できる様

しています。



難しい仕様がある場合や日程が短い場合には

「お打合せ前に資料頂いて打ち合わせ時に確認する」と言うのが

重要と思います。

電話やメールでは伝わりにくい事を、効率良く確認する事が、

基板の出来や日程遵守に大きく関わってきます。







●(2)部品登録・チェック



この工程は、頂いた部品図面を元に、CADに部品情報を登録します。

入力する情報には



1)絵柄的な情報=銅箔・レジスト・メタルマスク・シルクなど

2)数値的な情報=端子の等価定義・部品高さ・ピン番号など



があります。



この工程を更に細かく書くと以下の様になります。



部品登録指示書作成・・部品図面と回路図を元に、PAD寸法・

ピン振りなどを指示する指示書を作成します。



登録指示書チェック・・上記仕様書を指示書作成者以外の人が

チェックします。





登録作業・・・・・・・絵柄的な情報を入力してピン振りをします。

その後に端子の等価定義や部品高さなどの数値的

な情報を入力します。



チェック・・・・・・・回路図・部品図面・登録した部品の3点照合を

作成者と作成者以外の2人が行います。



上記の様な工程を登録する部品全てについて行いますので、この工程は

かなり時間がかかります。



なぜこの様に時間をかけて、慎重にやっているかと言うと、基板で起こる

ミスの約60%程度は部品に関係するミスだからです。

なので基板でのミスを無くす為に、この段階でのチェックはとても重要

であるという認識で、時間と人をこの工程にかけています。



尚、図研のシステムデザイナー⇒ボードデザイナー連携運用でCDBを

構築されているお客様ではこの工程はありません。





●(3)回路情報定義



この工程は以下の2つの事を行います。



1)部品の割付をする。

一個の部品(=一個の回路番号)に対して上記で登録した部品

のうちどれか一つを割り当てます。

実際にやることとしては、



回路番号:部品種別;

・    ・

・    ・

というテキストのファイルを作成して、それをCADに読み込ませて

います。



2)上記で割り当てた部品に対して、支給頂いたネットリストの情報

を付加します。

これは、上記1)が出来た後、CADの機能を利用して、ネットリストを

読み込ませます。





上記の1)も実はミスの起こり易い工程です。

ここでミスをすると、基板では1608のPADなのに、実際の部品は

2125だった・・ という事になります。



その為弊社ではこの部品割付のチェックも、1)のテキストファイル完成後

と基板設計終了した時点と2回、お客様支給の部品リストと比較チェック

を行います。



尚、図研のシステムデザイナー⇒ボードデザイナー連携運用でCDBを

構築されているお客様では、この工程は半自動で行われます



ここまで終了すると、基板のCADデータが出来ます。







本号の説明はここまでです。

皆さん、たくさんの縦スクロールご苦労様でした。

(4) 〜 (11)=基板設計工程 についは次号説明いたします。





<<第2号でのポイント>>



●難しい仕様がある場合や日程が短い場合には

電話やメールでは伝わりにくい事を、効率良く・正確に確認する

事が基板の出来や日程遵守に大きく関わってきます。



なので、設計開始時に支給頂く基板の資料は

(一部未定等あっても結構ですので)出来るだけ打合せ前に

支給お願いします。









■:お知らせ〜年末年始休業日のお知らせ

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◎弊社 年末年始休業日お知らせ

弊社の年末年始の休業日は 12月30(土)〜1月4(木)

となっております。

上記休業日直後にCAD−OUTご希望のお客様や、年末年始にも

設計を進めないと日程的に厳しいお客様は至急ご相談下さい。



また、お正月は基板製造メーカーも製造ラインが止まります。

その為、基板製造までご希望の場合、日程的に厳しくなります。

基板製造完了予定が1月中旬以前のご予定のお客様は、日程確認が

必要となります。







かぜが流行っているみたいです。皆さん年末お忙しいとは思います

が御体御自愛ください。





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私達(ボードテクノロジー)は、次のことをお約束します。



回路設計の皆様の基板に関わる時間まで含めた、基板設計開始から基板製作

までのトータルの効率と品質を大切にいたします。



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発行人:菊地 健介

E-mail :

HP :http://www.boardtechnology.co.jp/



有限会社 ボードテクノロジー

横浜市戸塚区戸塚町3953 金子ビル201

TEL 045-865-2310 FAX 045-865-2308



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基板設計に役立つ情報をお届けします。
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