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BT基板塾
~基板と基板設計の基礎知識からプロの技まで。あなたにお届けします。~
2007年4月20日発行 通巻9号
発行者:ボードテクノロジー 菊地 健介
関連サイト:< http://WWW.boardtechnology.co.jp >
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こんにちは。ボードテクノロジーの菊地です。
さくらも散ってしまったのに、寒い日が続きますね。
三寒四温といいますが、これでは着るものも困りますよね。
なたね梅雨は結構冷えたりしますので、体調も整わないですよね。
それでは、BT基板塾第9号をお届けいたします。
本号は基板設計に必要な資料~その1です。
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■:目次
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メインコンテンツ ~基板設計の資料 その1
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■:メインコンテンツ~基板設計の資料 その1
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本号より基板設計時に必要な資料について
・どんな資料が必要か、
・見積時にはどんな資料を出せば正確な見積がでるか、
・一度に全てそろわない時どういう順番で出せば良いか
・どんな資料を出せばやりたい事が伝わるか
などの内容について書いてみたいと思います。
個別の内容をまとめて一冊の「基板設計仕様書」と呼んでいる
場合もあると思いますが、ここではそういう形態も含め、
「基板設計の資料」と記載するとにします。
それでは、始めましょう。
1)基板設計の資料はなんの為にあるか。
それではまず最初に、基板設計の資料はなんの為にあるのでしょうか?
ちょっと考えてみてください。
はい、いかがでしょう?
答えはいろいろあると思いますが、
回路設計者の方が、「どんな基板にしたいか」という完成形を
基板設計者に伝えるもの
ではないでしょうか。
最近のデバイスの高速化や部品の高密度化、EMCの問題や
高速シリアルインターフェースなどの一筋縄ではいかない
もろもろの要素によって、回路も基板もどんどん難しくなって
来ています。
その為、回路設計の方が「どんな基板にしたいか」という
完成イメージを基板設計者に伝えるのが、大変になって来ています。
でも、この様な状況だからこそ逆に、設計資料は重要になって来る
のではないでしょうか。
上記の一筋縄では行かないもろもろの事は、最初に指示していないと
後からではどうにもならない事です。
また、後から修正できる場合でも多大な時間をロスする場合がほとんど
です。
であれば、最初からちゃんとできる様に基板設計の資料をしっかり作成し、
打合せで回路・基板の両担当者が意思疎通を図って、同じイメージを
共有するという事が必要になると思います。
なぜ、こんなわかり切った正論をくどくど書くかというと、
私たち基板設計者に来る基板設計の資料の完成度が、落ちてきたと
感じる事があるからです。
もちろん基板が難しくなって来た影響もあると思います。
でも、そう言って片付けてしまったら品質の良い基板を効率良く設計
できなくなってしまいます。
そんな訳で、基板設計資料についてもう一度見直して頂きたいと思い、
このテーマにしました。
2)基板設計に必用な資料
基板設計に必用な資料は以下の様なものになります。
まず始めに、説明は抜きで列記します。
また、SD-BD連携運用を行っているお客様では、多少違うと
思いますが、ここは一般的な場合という事で列記します。
1 回路図
2 ネットリスト
3 部品リスト
4 基板外形図
5 部品レイアウト図
6 部品カタログ
7 配置・配線の注意事項
8 DDRなど配線仕様の決められたデバイスはその仕様書
9 規格に則った設計をしなければいけない場合はその仕様書
ざっと列記しただけで上記の数になってしまいます。
それにしてもいっぱいありますね~
回路設計者の方が、回路図とネットリストと部品表を渡して、
「後はお願い」で基板ができた時代はもう遠い昔の事ですね。
それに最近は7、8、9に資料が大多数の分量を占める場合も
ありますね。
それでは次回より、上記の1~9について一つづつ取り上げて
行きたいと思います。
<<第9号でのポイント>>
皆さんが髪を切りに行く時の事を考えてみてください。
理容師さん(美容師さん)に、どんな髪型にするか説明しますよね。
中には写真や、本の切り抜き持っていってこうしてくださいって言ったり
する場合もあると思います。
要するに、どんな風にしたいか的確に伝えるためにいろいろな事を考える
と思います。
基板設計の時も同じです。
(ただ、見えない電気を扱うので、それよりも厄介ですが。)
これを機会に、今まで作成していた資料を
回路設計者の方が、「どんな基板にしたいか」という完成形を基板設計者に
伝えるもの
と言う目で今一度見直していただければ、幸いです。
もし、こんな事はできないの? こんな時はどう書いたらいいの?
等々疑問点などありましたらご遠慮なくお問合せください。
■:お知らせ
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4月は設計案件やら、その他いろいろあって、1回目が20になって
しまいました。
どうしたんだろう?と思っていた方、すみませんでした。
今月2回目の号は、がんばって今月中発行予定です。
次号は 基板設計の資料~その2 です。
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私達(ボードテクノロジー)は、次のことをお約束します。
回路設計の皆様の基板に関わる時間まで含めた、基板設計開始から基板製作
までのトータルの効率と品質を大切にいたします。
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発行人:菊地 健介
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