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BT基板塾
~基板と基板設計の基礎知識からプロの技まで。あなたにお届けします。~
2008年4月14日発行 通巻18号
目次
【メインコンテンツ】
基板設計に必要な資料その8 部品カタログと部品の仕様書
【編集後記 】
発行者:ボードテクノロジー 菊地 健介
関連サイト:< http://WWW.boardtechnology.co.jp >
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みなさんこんにちは。ボードテクノロジーの菊地です。
前号の発行が昨年末だったので、3ヶ月以上空いてしまいました。
図研セミナーでの講演準備やら、それが終わった後の怒涛の期末駆け込み
案件等々でメルマガはすっかりおろそかになっていました。
新規に登録して頂いた方、待っていてくれた方、
大変申し訳ありませんでした。
みなさんもそうだと思いますが、ほしくも無いものを無理矢理もらっても
ちっともうれしくないし、逆にいやな気分になったりしますよね。
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【メインコンテンツ】
基板設計の資料 部品カタログと部品の仕様書
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基板設計に必要な資料の全体像ですが、以下の様でしたね。
1 回路図
2 ネットリスト
3 部品リスト
4 基板外形図
5 部品レイアウト図
6 部品カタログ
7 配置・配線の注意事項
8 DDRなど配線仕様の決められたデバイスはその部品の仕様書
9 規格に則った設計をしなければいけない場合はその仕様書
このシリーズもずいぶん長くなってしまいました。
(って、メルマガ発行をサボっていた期間がだいぶある為ですが)
あまりだらだらやっていると情報としてまとまりがなくなってしまい
価値が下がってしまうので、ねじを巻きなおして進めたいと思います。
今回は6)部品カタログと8)部品の仕様書についてです。
ここで「部品の仕様書」と呼んでいるものは、その部品を使う時の約束事が
書かれたものを指します。
例えば、DDRメモリーの様に配置や配線の約束事がある場合、その仕様
書かれたものです。
この2項目は一緒に書かれている事が多いので、ここでも一緒に扱う事に
します。
■部品カタログが必要な場合/必要でない場合
最初に部品カタログが必要な場合、不要な場合についてです。
部品カタログはCAD上の部品を登録する際に必要となります。
CADの部品登録の際には、部品の外形寸法やPADの位置寸法が
わからないと登録できない為です。
部品の仕様書は部品配置・配線の際に必要となります。
なので自社で基板設計CADを導入していて、基板設計で使用する
部品のデータベースがあってそれを支給できる場合、部品カタログは
必要ありません。
但し、前記の様にその部品を使用する際の配置配線の約束事が一緒に
書かれている場合には支給してくださいね。
■部品カタログ・部品の仕様書のどこを見るか
部品カタログ・仕様書で見る所は以下の様な部分です
1)部品型番とそのパッケージが書かれている部分
ICなど型番の末尾でパッケージを表しているものが多くあります。
その為、部品リストに書かれている品名がどのパッケージになるかは
かなりしつこく確認します。
ここをいい加減にすると、基板と物が違って来てしまうので、
とても重要な所です。
2)部品の端子名とピン振りの書いてある部分
回路図のシンボルと部品図面のピンが合っているか確認します。
3)部品の寸法が書いてある部分
部品の実外形をCADに登録する設計会社ではこの図が必要になります。
部品の外形を入力しない基板設計メーカでも、部品領域やシルクの外形
などで実際の部品の大きさを入力するはずですのでこの情報は必ず必要
になります。
4)推奨PADの部分
生産技術部門がある大きな御会社の場合は、自社の生産設備に合わせた
PAD寸法やメタルマスク寸法を決めることができますが、一般の基板
設計メーカーでは推奨PAD通りに部品登録します。
5)そして部品の配置や配線の約束事が記載されている部分
これを守らないと回路動作に大きな影響がありますので、
必ず目を通します。
尚、英語でかかれた物は意味が把握するのが非常に難しい為、
できるだけ日本語で書かれたものをお願いします。
■部品カタログ支給の形式
部品カタログはメーカーのHPにPDFとしてダウンロードできる
様になっている場合が多いと思います。
基板設計資料として基板設計メーカーに渡す場合は、それをそのまま
支給して良いと思います。
中には、必要なページ(必要な図)だけエクセル等に張る等
きれいにまとめて頂く場合もありますが、必要な部分を探して
部品登録し易く加工するのは、基板設計者のタスクであると思います。
また中には、PDFが無くてメーカーのHPに写真と図が掲載されて
いるだけの場合もあります。
そういう場合は仕方がないのでHPを保存して、それを送って頂く
しかないのですがその時便利なのが「FastStone Capture」
というフリーソフトです。
これはデスクトップに収まりきらない縦長の画面を、1画面で保存する
ユーティリティです。キャプチャーを始めると、少しずつスクロール
しながら画面を取り込んで行きます。
詳細説明とダウンロード先等は以下のページにあります。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20071108/286807/?P=6
さて、以上で部品カタログ・仕様書については終了です。
次回は配置・配線の注意事項についてです。
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【編集後記】
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続けて行くことはとっても大変だと改めて思う今日此の頃です。
毎日発行しているメルマガ発行者さんとか、毎日更新しているBloger
の人はすごーくえらいなーって思います。
でも、ありがたい事に新規に読者登録して頂ける方もいらっしゃるので
なんとかがんばって続けて行きたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
良い基板を設計する為に大切な事はいろいろありますが、その一つ
として回路設計者の皆さんの「どうしたいのか」という意思を
尊重する事が大切だと思います。
そして皆さんの意思を最大限に尊重する事は基板設計に限った事でなく、
メルマガに関しても同じだと思います。
なので、このメルマガでは解除の方法をわかり易く2箇所に記載し、
また簡単に解除出来る様1クリック解除にしています。
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私達(ボードテクノロジー)は、次のことをお約束します。
回路設計の皆様の基板に関わる時間まで含めた、基板設計開始から基板製作
までのトータルの効率と品質を大切にいたします。
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発行人:菊地 健介
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有限会社 ボードテクノロジー
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