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  通巻19号 基板設計に必要な資料最終回

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BT基板塾

~基板と基板設計の基礎知識からプロの技まで。あなたにお届けします。~

2008年7月24日発行  通巻19号



目次

【メインコンテンツ】

基板設計に必要な資料最終回 配置配線の際の注意事項など

【編集後記】

お盆休みをはさんだ基板製作について



発行者:ボードテクノロジー 菊地 健介

関連サイト:< http://WWW.boardtechnology.co.jp >



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みなさんこんにちは。忘れた頃にやってくるBT基板塾の菊地です。



また3ヶ月以上空いてしまいました。

新規に登録して頂いた方、待っていてくれた方 

大変申し訳ありませんでした。



最初はいつも設計を依頼して頂く方、ご縁のあった方、HPを御覧頂いて

興味を持って頂いた方に役に立つ情報をお届けしようと思って始めた

メルマガですが、なかなか定期的に発行できないでいます。



でもせっかく御縁のあった皆様に何かしたい! という思いは変わらない

ので、いつも設計を手伝ってもらっている和道コーポレーションの楠さんに

シミュレーションについて寄稿して頂く事にしました。



楠さんはなにを隠そうシミュレーション暦20年のベテランで、

シミュレーションの黎明期からいじっていたという、シミュレーションの

歴史と共に歩んで来た様な方です。

題して「PCBシミュレーションの教科書」



次号より始まりますので、どうぞご期待ください。



 



みなさんもそうだと思いますが、ほしくも無いものを無理矢理もらっても

ちっともうれしくないし、逆にいやな気分になったりしますよね。

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を使ってお読み頂くと、行がずれたりしません。

(上のタイトル部分もちゃんと四角が並びます)



 





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【メインコンテンツ】

基板設計の資料最終回 配置配線の際の注意事項と規格の仕様書

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というわけで、「基板設計に必要な資料」怒涛の最終回です。

基板設計に必要な資料は下記の様なものでした。



1 回路図

2 ネットリスト

3 部品リスト

4 基板外形図

5 部品レイアウト図

6 部品カタログ

7 配置・配線の注意事項

8 DDRなど配線仕様の決められたデバイスはその部品の仕様書

9 規格に則った設計をしなければいけない場合はその仕様書



今回は「7 配置配線の際の注意事項」と「9 規格の仕様書」

についてです。



 



■配置配線の注意事項とは



配置配線の注意事項とは、部品配置・配線の際にやってほしいこと・

やってほしくないことを書いたものです。



例えば

部品同士を近くに置く

水晶などの部品の周囲をGNDで囲う

等が良くある指示です。



この様な内容を打ち合わせ時に口頭で指示される方もいらっしゃいますが、

絶対に実施してほしい内容は注意事項として文章にしましょう。





■どの様に指示したら、効率よく・指示を網羅した基板ができるか



では上記のような注意事項をどの様に書いたら配置配線が効率よく、

指示を遵守した基板になるか基板設計側からの視点からですが、

考えてみましょう。





まずは、「注意事項はなるべくまとめて書く」です。

どうしても分けるなら配置の指示は部品レイアウト図に、

配線の指示は配線指示書として1枚にまとめるか回路図に書く様にして、

3箇所以上あちらこちらの書類にバラバラ少量づつ書くのは避けましょう。



あちこち見なければいけないのは、設計時に効率悪く、しかも見落としが

発生し易くなります。設計した基板をチェックする際も同様です。

また皆さんがチェックする際も、大変になりますよ。





次に、「回路図中に書き込んでしまう」です。

文章だけで表現するよりわかり易く、かつ信号名等を転記する必要が

無いので指示まちがいなどを減らす事ができます。



回路図中では文章でかかなくても、記号を決めてそれを書き込んでも良い

でしょう。そうすれば更に指示の手間が省略できます。

また、回路図がゴチャゴチャしないですっきりします。



例 GNDでシールドするラインは両側に太めのラインを入れる

ペアラインは矢印 ⇔ を間に入れる





最後に「打合せの際になぜその様にしたいかを説明する」です。

説明されれば記憶に残りますし、忘れていても指示書を見たら

思い出します。

また、そうする理由を基板設計者が理解していれば基板設計時に

指示通りに出来ない場合代案を考えてくれたり、もっと良い方法が

あればそちらを提案してくれたりもします。

(そういう意味で基板の打合せ時に営業さんしか来ない会社

は不安ですよね)



 



但し、回路図中に書く場合は最初からゆとりを持って(シンボルや

信号線間を適度に空けて)回路図を書いておく事が必要になります。



また、回路図中に書くと別のメリットもあります。それは、

その様な回路図を集めれば、実績のあるデータベースになる事です。



回路図に書いてあれば、その基板に関する情報が一箇所にまとまって

わかりやすいし、漏れが出ないです。



これならば翌年のモデル担当者が変わっても、回路図を見れば

なにを指示したかわかります。

りっぱなナレッジデータベースですよね。

なので回路図はこまめにメンテナンスして最新にしましょうね。





■規格の仕様書



ここで言う規格の仕様書とは、HDMIやPCI Express など

国際的な団体・機関などが決めた規格の事を言います。



この様な規格の仕様書には電気的な特性と基板や部品の位置寸法などの

フィジカルな情報とがあります。



もちろん基板設計で必要になるのはフィジカルな情報の方ですが、両者とも

その団体(機関)などのHPで入手できる場合と入手できない場合が

あります。



HPで入手できない場合の多くは、その団体(機関)の会員になって

有料でなければ入手できません。



こうなると基板設計メーカーでは入手は難しいのでお客様にお願いする事に

なりますので、設計に必要な情報として入れてあります。



 



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【編集後記】





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大変あわただしいですが、本号で「基板設計に必要な資料」は終わります。

前書きにも書きましたが次回より、「PCBシミュレーションの教科書」を

お届けします。



尚、3回に1回くらいは菊地も書いて行きますのでよろしくお願いします。

(書かんでいいわい! という声が聞こえそうですが・・・)





【お盆休みに前後に基板製作を予定している方へ】



お盆休みをはさんで基板設計・製造・組み立てを予定している方は、

そろそろ予約をするか、状況を確認してみましょう。

基板製造メーカーや組立てメーカーはお盆休みがあるので

思ったようにはすすみません。

お休みが絡む時の日程計画は早めの行動が吉ですよ。



 



良い基板を設計する為に大切な事はいろいろありますが、その一つ

として回路設計者の皆さんの「どうしたいのか」という意思を

尊重する事が大切だと思います。



そして皆さんの意思を最大限に尊重する事は基板設計に限った事でなく、

メルマガに関しても同じだと思います。

なので、このメルマガでは解除の方法をわかり易く2箇所に記載し、

また簡単に解除出来る様1クリック解除にしています。





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私達(ボードテクノロジー)は、次のことをお約束します。



回路設計の皆様の基板に関わる時間まで含めた、基板設計開始から基板製作

までのトータルの効率と品質を大切にいたします。



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 発行人:菊地 健介

 E-mail :

 HP : http://www.boardtechnology.co.jp/

 

 有限会社 ボードテクノロジー

横浜市戸塚区戸塚町3953 金子ビル201

 TEL 045-865-2310 FAX 045-865-2308



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